iPhoneの着信音、ずっとデフォルトのままじゃありませんか?好きなアーティストの曲を着信音にできたら、電話がかかってくるたびにちょっとした気分転換になるはずです。
結論から言うと、iPhoneで好きな曲を着信音にする方法はいくつかありますが、もっとも確実でコストがかからないのは、Apple純正の無料アプリ「GarageBand」を使う方法です。しかも2025年に入ってからApple公式のサポートページが更新され、よりわかりやすい手順が公開されています。この記事では、その最新の公式情報をもとに、初心者の方がつまずきがちなポイントまでしっかり解説していきます。
iPhoneの着信音を好きな曲に変えるための基礎知識
まず押さえておきたいのが、iPhoneの着信音に関する基本的なルールです。
iPhoneで着信音として使える楽曲ファイルには「30秒以内」という制限があります。これはAppleが定めている仕様で、着信音用のファイル形式「m4r」として書き出す際に自動的に適用されます。
そして、これがもっとも重要なポイントなのですが、Apple Musicのサブスクリプションで配信されている楽曲は、原則として着信音にできません。
Appleの公式サポート(2025年3月更新)にはっきりとこう書かれています。
ファイルがグレイ表示になっている場合、そのファイルは保護されているか、使用できない形式になっています。保護されているファイルは、着信音には使えません。
つまり、Apple Musicで「月額制で聴き放題」になっている曲は、DRM(デジタル著作権管理)という保護がかかっているため、そのままでは着信音用に書き出せないのです。
ではどうすればいいのか——対策はいくつかあります。
- iTunes Storeでシングル曲を購入する(買い切りなら保護が解除される)
- CDからリッピングした音楽ファイルを使う
- 自分で録音した音声やオリジナル音源を使う
この点を理解しておかないと、「好きな曲が選べない!」という壁にぶつかってしまいます。この記事では、そうした落とし穴を事前に防ぎながら、スムーズに設定する手順を紹介していきます。
【2025年最新】GarageBandを使った着信音の作り方
ここからが本題です。Apple公式がもっとも推奨している「GarageBand」を使った方法を、最新のiOS対応で解説します。
GarageBandって何?まずはインストールから
GarageBandはAppleが無料で提供している音楽制作アプリです。もともとは作曲や録音に使うものですが、着信音作りにもバッチリ活用できます。
App Storeから「GarageBand」を検索してダウンロードしてください。すでに入っている方も、念のため最新版にアップデートしておくことをおすすめします。2025年2月時点のApple公式サポートでも、このアプリを使った手順がメインで紹介されています。
曲をGarageBandに読み込む手順
アプリを開いたら、まず新規プロジェクトを作成します。画面右上の「+」ボタンをタップし、「オーディオ録音」を選びましょう。
ここで重要なのが、左上にある「トラック表示」ボタン(波形のアイコン)をタップすることです。すると画面が切り替わり、右上に「ループ」ボタン(複数の輪っかが重なったアイコン)が現れます。これをタップすると、楽曲を読み込むためのメニューが開きます。
メニューの上部にある「ミュージック」を選ぶと、iPhoneに入っている音楽ライブラリが表示されます。ここで注意です——先ほど説明した保護されている曲(Apple Musicのサブスクリプション楽曲)はグレイ表示になって選べません。もし選びたい曲が表示されない場合は、iTunes Storeで購入した曲か、自分で取り込んだファイルであることを確認してください。
曲をタップすると、GarageBandのトラックに読み込まれます。このとき、曲全体が読み込まれるわけではなく、自動的に一部分が切り出される形になります。
お気に入りの部分を30秒に切り出すコツ
読み込んだ曲は、画面上で波形として表示されます。この波形の両端にある黄色いハンドルをドラッグすると、再生範囲を自由に調整できます。
ここでぜひ覚えておいてほしいのが「ちょうどいい30秒の切り出し方」です。サビの始まりから終わりまでを選ぶのが定番ですが、着信音は電話に出るまでの数秒間しか鳴らないことも多いので、一番盛り上がるフレーズをピンポイントで選ぶのがおすすめです。
公式サポートでは「フレームの左端または右端をドラッグして調整」とシンプルに説明されていますが、実際のコツとしては、波形の山が大きい部分(音量が大きいところ)を選ぶと、着信時に聞き取りやすくなります。フェードイン・フェードアウト機能はGarageBandには標準でないため、どうしても音の立ち上がりが気になる場合は、あらかじめ他の編集アプリで調整しておく必要があります。
着信音として書き出す最終ステップ
範囲が決まったら、画面左上の「▽」マーク(プロジェクト設定)をタップし、「書き出し」→「着信音」を選びます。ここで「着信音」という項目が出てこない場合は、ファイルが30秒以内に収まっているか確認してください。
書き出しが完了すると、「着信音として使用」というボタンが表示されます。これをタップすれば、そのまま設定画面に移行できます。
もし後で設定する場合は、書き出した着信音は自動的にiPhoneの「設定」アプリ内の「サウンドと触覚」>「着信音」の一覧に追加されています。
書き出した着信音を実際に設定する方法
GarageBadで書き出した着信音は、通常の着信音と同じように設定できます。
「設定」アプリを開き、「サウンドと触覚」(機種によっては「サウンド」と表記されることもあります)をタップします。その中の「着信音」を選ぶと、先ほど書き出した曲がリストに追加されているはずです。タップして選択すれば完了です。
連絡先ごとに違う曲を設定したい場合は、連絡先アプリを開き、個別の連絡先を編集する画面で「着信音」をタップして選びます。これで相手ごとに好きな曲を割り当てられます。
他の方法との比較|何が一番自分に合っている?
好きな曲を着信音にする方法はGarageBandだけではありません。それぞれのメリット・デメリットを比較してみましょう。
| 方法 | 難易度 | コスト | 対応ファイル形式 | Apple Music楽曲の扱い | 所要時間の目安 | こんな人におすすめ |
|---|---|---|---|---|---|---|
| GarageBand(公式無料アプリ) | やや難しい | 無料 | オーディオファイル、購入済み楽曲 | 使用不可(グレイ表示) | 15〜20分 | とことん無料で済ませたい人。編集の自由度を求める人。 |
| Tone Store(公式購入) | とても簡単 | 有料(1曲単位) | 専用フォーマット | -(購入済み楽曲のみ) | 約3分 | 手間をかけずにプロ品質の着信音が欲しい人。 |
| PC連携(iTunes/Finder同期) | 難しい | 無料(PC必須) | AAC/m4r | 要変換(CDリッピング等) | 30分以上 | PC操作に慣れている人。 |
| サードパーティ有料アプリ | 簡単 | 数百円〜 | 多様 | アプリ仕様による | 5〜10分 | アプリ内課金で手軽に済ませたい中級者。 |
この表を見るとわかるように、GarageBandは「無料で自由自在」という最大のメリットがある一方、Apple Musicのサブスク曲が使えないという制約があります。逆にTone Storeはお金はかかりますが、選ぶだけで完了する手軽さが魅力です。
作成した着信音を削除・管理する方法
着信音を作りすぎて「どれがどの曲だっけ?」となった経験はありませんか?せっかく作った着信音も、管理が大変だと逆にストレスになります。
作成した着信音を削除するには、「設定」>「サウンドと触覚」>「着信音」の一覧から、削除したい着信音を左にスワイプして「削除」をタップします。ただし、GarageBandから書き出した直後はこのリストに表示されない場合もあります。その場合は一度GarageBandを再起動するか、iPhoneを再起動してみてください。
また、GarageBandのプロジェクト自体がストレージを圧迫することもあります。不要なプロジェクトはGarageBand内で長押しして削除しておきましょう。Apple公式にはこの管理方法についての詳細な説明はありませんが、ユーザー間では「定期的に整理するのが習慣」という声が多く見られます。
よくあるトラブルと解決策
ここからは、実際にユーザーがつまずきがちなポイントをピックアップして解説します。
「曲がグレイ表示されて選べない!」という場合
これがもっとも多い相談です。先述の通り、Apple Musicのサブスクリプション楽曲は保護されていて使えません。解決策は以下のいずれかです。
- iTunes Storeでその曲を購入する(保護が外れます)
- CDから取り込んだ音楽ファイルを使う
- 自分で録音した音声を使う
公式サポート(2025年3月)でも「保護されているファイルは、着信音には使えません」と明言されています。つまりこれは仕様であって故障ではないので、あきらめて別の音源を用意しましょう。
GarageBandに「着信音」書き出しオプションが出てこない
曲の範囲が30秒を超えている可能性が高いです。もう一度、黄色いハンドルをドラッグして範囲を短くしてみてください。また、プロジェクトの長さが30秒未満でも、プロジェクト全体の冒頭からではなく途中から書き出したい場合は、再生ヘッドを移動してから書き出しを試みるとうまくいくことがあります。
設定した着信音が鳴らない/別の音が鳴る
「設定」>「サウンドと触覚」で選択した着信音が、連絡先ごとに個別設定した着信音と競合しているケースがあります。特定の相手からの着信だけ違う音が鳴る場合は、連絡先アプリ側の設定を優先して確認してください。
知っておくと便利なその他のカスタマイズ技
着信音だけでなく、通知音もカスタマイズしたいという方もいるでしょう。例えばLINEやメッセージの通知音を好きな曲に変えたい場合も、GarageBandで作成した着信音を「通知音」として設定できる場面があります。ただし、すべてのアプリで通知音を自由に変更できるわけではなく、アプリ側の仕様に依存します。
また、着信音と一緒にバイブレーションもカスタマイズできます。「設定」>「サウンドと触覚」>「着信音」の画面で「バイブレーション」をタップすると、オリジナルの振動パターンを作成することも可能です。これはApple公式ガイド(iOS 16時点)にも記載されている機能で、音と振動の組み合わせでさらに個性的な着信に仕上がります。
【まとめ】iPhoneの着信音を好きな曲にするならGarageBandが最強の選択肢
ここまで読んでいただいて、iPhoneで好きな曲を着信音にする方法の全体像がつかめたでしょうか。
改めて結論を述べますと、コストをかけずに自由度の高いカスタマイズを楽しむなら、GarageBandを使うのがベストな選択肢です。Apple公式もこの方法を2025年時点でメインに推奨しており、安心して利用できます。
ただし、Apple Musicのサブスクリプション楽曲は使えないという制限があるため、あらかじめ購入済みの曲やCDから取り込んだ音源を用意しておくことが成功のカギです。この点さえクリアすれば、あとは自分の好きな曲を30秒に切り出して書き出すだけ。あなただけのオリジナル着信音がきっと見つかるはずです。
さあ、まずはGarageBandを開いて、お気に入りの一曲を着信音にしてみてください。電話がかかってくるのが楽しみになること、間違いなしです。
【おすすめの関連商品】
- GarageBand(無料アプリですが、より本格的な音楽編集をしたい方向けの有料プラグインも存在します)
- Apple Music(サブスクリプション楽曲は着信音に使えませんが、音楽ライフを豊かにするサービスとしておすすめです)
- AirPods Pro(着信音をカスタマイズしたら、それを最高の音質で聴くためのイヤホンもぜひ)
- iPhone 16 Pro(最新のiPhoneで、あなたのカスタマイズ着信音を存分に楽しみましょう)

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