POCO F4 GTとは?Xiaomiが贈ったゲーミングフォンの特徴
「POCO F4 GT」は、Xiaomiの独立ブランド「POCO」が2022年に発表したゲーミングスマートフォンです。
グローバル発表は2022年4月26日、日本市場向けには同年6月23日に発売されました。当時は、日本で初めて投入されたPOCOブランドの製品としても話題を集めました。
何よりも注目されたのは、ゲームプレイを快適にするために設計された「物理ポップアップゲームトリガー」です。本体サイドから物理ボタンが飛び出し、シューティングゲームなどで指が画面を遮らずに操作できるようになっています。
また、Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1プロセッサを搭載。発売当時のハイエンドモデルに位置づけられる高性能チップで、ゲーム処理をスムーズにこなす性能を持っていました。
ディスプレイは6.67インチのFHD+ AMOLEDで、120Hzのリフレッシュレートに対応。なめらかな映像表示が可能で、アクション性の高いゲームプレイに向いています。
充電面では、120Wの超高速充電「HyperCharge」を採用。4700mAhのバッテリーを短時間で充電できる点も大きな特徴です。
POCO F4 GTのスペックと価格をチェック
発売時のスペックは以下の通りです。
- プロセッサ:Qualcomm Snapdragon 8 Gen 1
- ディスプレイ:6.67インチ FHD+ AMOLED、120Hzリフレッシュレート
- メインメモリ(RAM):8GBまたは12GB
- ストレージ:128GBまたは256GB
- メインカメラ:トリプル(64MP + 8MP + 2MP)
- インカメラ:20MP
- バッテリー:4700mAh
- 急速充電:120W HyperCharge対応
- サイズ:162.5 x 76.7 x 8.5 mm
- 重量:210g
- OS:Android 12ベースのMIUI 13(発売当時)
日本での発売時価格は以下の通りでした。
- 8GB/128GBモデル:74,800円
- 12GB/256GBモデル:84,800円
ただし、これは2022年当時の価格です。現在は新品での公式販売は終了しており、中古市場での取引が中心になっています。そのため、価格は出品状況や商品の状態によって大きく変動する点に注意しましょう。
POCO F4 GTの良いところ・メリット
ゲームプレイに強い性能
Snapdragon 8 Gen 1を搭載しているため、グラフィック負荷の高いゲームも比較的安定して動作します。物理トリガーの存在も含めて、「ゲームをしっかり楽しみたい」というユーザーにとっては魅力的なモデルです。
120Wの超高速充電
120Wの急速充電は、今見てもかなり速い部類に入ります。短時間でバッテリーを回復できるため、ゲームを長時間プレイする人や、ちょっとしたスキマ時間で充電したい人には便利な機能といえるでしょう。
発売当時としてはコストパフォーマンスが高かった
フラッグシップクラスのプロセッサを搭載しながら、価格は8万円台に抑えられていました。当時のハイエンドスマホと比較すると、性能対価格のバランスは評価されていたモデルです。
POCO F4 GTの気になる点・デメリット
発売から約4年が経過している
2022年発売のモデルであるため、2026年現在ではOSアップデートの提供が終了している、または終了間近である可能性が高いです。セキュリティパッチの更新も、すでに止まっているかもしれません。最新のAndroidバージョンや機能を長く楽しみたい人には不向きです。
Snapdragon 8 Gen 1の発熱が気になる場合がある
Snapdragon 8 Gen 1は高性能な反面、発熱が課題とされるチップです。特にゲームなどの高負荷時には本体が温かくなることがあり、一部のユーザーからもそのような声があがっていました。
バッテリーの経年劣化が避けられない
中古で購入する場合、バッテリーはどうしても劣化している可能性があります。発売当時のバッテリー持ちをそのまま期待するのは難しいでしょう。
カメラ性能はフラッグシップとしては標準的
メインカメラに64MPのセンサーを使っていますが、カメラ性能を最優先に設計されたモデルではありません。写真や動画の撮影を重視する人には、別の選択肢を検討したほうがよいかもしれません。
POCO F4 GTはどんな人に向いている?
向いている人
- 中古でコストを抑えてハイエンドモデルを手に入れたい人
- ゲームプレイを重視していて、物理トリガーに興味がある人
- 最新OSへのこだわりがなく、現状のスペックで満足できる人
- 短時間で充電できる急速充電機能を重視する人
向いていない人
- 長期間にわたってOSアップデートを受けたい人
- カメラ性能を何よりも優先する人
- バッテリー持ちを重視する人
- 新品での購入を希望する人
- 発熱を極端に気にする人
POCO F4 GT購入前に確認しておくべき注意点
中古市場での購入を検討する場合、いくつか注意点があります。
まず、公式の保証が受けられない可能性が高いことです。特に海外から個人輸入した場合や、国内の販売ルート以外で購入した場合は保証対象外になることもあります。
また、バッテリーの状態は個体差が大きいため、できるだけ状態の良い個体を選ぶ必要があります。可能であれば、バッテリー残量や交換履歴について確認できると安心です。
発熱については、ゲームを長時間プレイする場合は特に意識しておいたほうがよいでしょう。ケースの有無や使用環境によっても体感は変わるため、自分の使い方に合うかどうかをよく考えてみてください。
なお、本機は中国版の「Redmi K50 Gaming Edition」と一部で関連が指摘されていますが、これはあくまで一部メディアの情報です。日本向けに発売されたPOCO F4 GTは、正式なグローバルモデルとして提供されました。
POCO F4 GTに関するよくある疑問
Q. POCO F4 GTは今でも買えますか?
公式な新品販売は終了していると考えられます。現在は中古市場やフリマアプリなどでの取引が中心です。
Q. バッテリーはどれくらいもちますか?
発売当初のスペックでは4700mAhで、ゲームをしない一般的な使い方であれば1日程度は持つ設計でした。ただし、中古で購入する場合は経年劣化を考慮する必要があります。
Q. ゲームは快適に動きますか?
Snapdragon 8 Gen 1搭載で、物理トリガーもあるため、ゲームプレイ自体は快適にできるモデルです。ただし、発熱には注意が必要です。
Q. カメラはきれいに撮れますか?
日常的なスナップ写真であれば十分な性能です。ただし、カメラを重視するフラッグシップモデルと比較すると、やや見劣りする部分もあるでしょう。
Q. Androidのアップデートはどうなりますか?
発売から約4年が経過しているため、最新OSへのアップデートは期待しにくい状況です。購入前に現在のOSバージョンとセキュリティパッチの状況を確認することをおすすめします。
POCO F4 GTの今後のサポートについて
発売から時間が経過しているため、メーカーサポートの範囲も限定的になっている可能性が高いです。
OSアップデートについては、発売当初はAndroid 12ベースでしたが、その後Android 13などへのアップデートが提供された可能性があります。ただし、現時点では最新のAndroidバージョンへの対応はほぼ見込めないと考えるのが現実的です。
セキュリティパッチについても、定期的な更新がすでに終了しているかもしれません。これらの点を踏まえたうえで、購入を検討するかどうかを決めるとよいでしょう。
POCO F4 GTは今でも選ぶ価値がある?
結論からいうと、「ゲーム性能を重視し、中古で手頃にハイエンドモデルを試したい人」 には選択肢のひとつになりえます。
ただし、最新のスマホと比較すると、OSサポートの面やバッテリーの状態、発熱といった点でどうしてもハンデがあります。
新しいモデルを長く安心して使いたいのであれば、最新のミッドレンジモデルや別のハイエンドモデルを検討したほうがよいでしょう。
一方で、「物理トリガー付きのゲーミングフォンをコスパよく試してみたい」「ハイエンドチップの性能を低価格で手に入れたい」という目的であれば、POCO F4 GTは検討に値するモデルです。
購入する際は、価格や状態をよく比較し、自分にとって納得できる選択をすることが大切です。
POCO F4 GTのまとめ
POCO F4 GTは、2022年に登場したXiaomiのゲーミングスマートフォンです。
Snapdragon 8 Gen 1や120W急速充電、物理ゲームトリガーなど、ゲームプレイを意識した特徴を持っていました。
発売から約4年が経過した現在は、新品での入手は難しく、中古市場が中心です。
メリットとしては、高性能なプロセッサや短時間充電が挙げられます。一方で、OSアップデートの終了やバッテリー劣化、発熱の可能性といったデメリットも理解しておく必要があります。
ゲームを楽しみたい人、コストを抑えてハイエンドモデルを試したい人には、選択肢のひとつとして検討してみてもよいでしょう。
ただし、購入前に現在の価格や状態をしっかり確認し、自分の使い方に合うかどうかをじっくり見極めることをおすすめします。

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