Xperia 1 IV。ソニーが誇るフラッグシップスマートフォンとして、発売前から大きな注目を集めていました。
4K有機ELディスプレイに、リアルタイム光学ズームを搭載したカメラ。スペックだけ見れば「これはすごい」と思う反面、実際に使ってみると「思ってたのと違う」と感じる人も少なくありません。
この記事では、Xperia 1 IVが「がっかり」と言われる理由や、実際の評判を整理しながら、どんな人に向いているのかを客観的に解説していきます。
購入を検討している方、すでに使っていてモヤモヤしている方は、ぜひ最後まで読んでみてください。
Xperia 1 IVが「がっかり」と言われる理由とは
Xperia 1 IVが「がっかり」と評価される理由は、大きく分けて以下のようなポイントに集約されます。
発熱問題とパフォーマンスの不安定さ
Xperia 1 IVに搭載されているプロセッサは Snapdragon 8 Gen 1。このチップは、発売当時から「発熱しやすい」「消費電力が大きい」という評判が多くありました。
実際、Xperia 1 IVでも同様の傾向が多くの口コミで報告されています。特に以下のようなシーンで熱を感じやすいと言われています。
- 高負荷なゲームを長時間プレイする
- 4K動画を長時間撮影する
- 暑い環境下で連続して使用する
発熱が進むと、パフォーマンスが制限される「スロットリング」が発生します。つまり、カタログスペック上の性能をフルに発揮できない場面が出てくるわけです。
ハイエンドスマホに求める「快適さ」という点では、ここが大きなネックになっています。
価格の割にコストパフォーマンスが悪いと感じる
発売当時の台湾での価格は、256GBモデルで36,990台湾ドル、512GBモデルで39,990台湾ドルでした。
この価格帯は、Samsung Galaxy S22シリーズやiPhone 13 Proシリーズなど、競合のフラッグシップモデルとほぼ同じ水準です。
しかし、先述した発熱問題や、他社と比較してアップデートサポート期間が短めであることを考えると、「この価格に見合った体験が得られているか」と疑問に感じるユーザーがいるのも事実です。
こだわりが裏目に出ている部分がある
ソニーのスマホは、他社にはない独自のこだわりが魅力でもあります。
- 6.5インチの4K有機ELディスプレイ
- 21:9のシネマワイド画面
- 3.5mmイヤホンジャック搭載
- 物理シャッターボタン
- フロントスピーカー
これらの特徴は、ソニー製品を愛用するファンにとっては大きな魅力です。
ただ、現代のスマホユーザーの多くは「手軽さ」や「コスパ」を重視します。そのため、こうしたマニアックなこだわりが、かえって「一般向けではない」と受け取られることもあるようです。
Xperia 1 IVの良い評判と評価されるポイント
「がっかり」の声がある一方で、Xperia 1 IVを高く評価する声も確かに存在します。
ディスプレイの美しさはピカイチ
6.5インチの4K有機ELディスプレイは、解像度が3840×1644ピクセル。さらに120Hzのリフレッシュレートに対応しています。
このスペックは、動画視聴や写真・動画の編集など、画面のクオリティを重視する人にとっては大きなアドバンテージです。特に、NetflixやYouTubeなどの高画質コンテンツを楽しみたい人には、このディスプレイの美しさはかなり刺さります。
カメラのクオリティは高い
Xperia 1 IVのカメラは、トリプル構成でリアルタイム光学ズームに対応しています。ズーム時の画質劣化が少なく、幅広いシーンで使いやすいのが特徴です。
さらに、ソニー独自のカメラアプリは、一眼レフカメラのような操作感を求めるユーザーには好評です。細かい設定を自分で調整しながら撮影したい人には、むしろ他社よりも魅力的に映るでしょう。
エンタメ機能が充実している
3.5mmイヤホンジャックやフロントスピーカーは、今や珍しい存在です。ワイヤレスイヤホンが主流の時代ですが、有線イヤホンを使いたい人や、音質にこだわりがある人にとっては大きなメリットです。
また、21:9の縦長ディスプレイは、映画を楽しむのに最適で、マルチタスクやブラウジング時にも情報量が多くて便利です。
Xperia 1 IVの向いている人・向いていない人
「がっかり」したかどうかは、どんな使い方をするかによって大きく変わります。
向いている人
- ソニーのブランドやデザインにこだわりがある人
- 4Kディスプレイの美しさを重視する人
- 有線イヤホンを使いたい人
- カメラのマニュアル設定を楽しみたい人
- 映画や動画を高画質で楽しみたい人
向いていない人
- 高負荷なゲームを快適にプレイしたい人
- コストパフォーマンスを最重視する人
- 長期間(3年以上)同じスマホを使いたい人
- 発熱やバッテリー持ちをあまり気にせず使いたい人
- とにかく手軽に使えるスマホが欲しい人
Xperia 1 IVを購入する前に確認すべきポイント
すでに発売から時間が経過しているXperia 1 IV。今から購入を検討する場合、特に以下の点に注意してください。
バッテリーの状態
中古品や未使用品であっても、バッテリーは時間とともに劣化します。バッテリー持ちが気になる方は、保証内容やバッテリー交換の可否を事前に確認しておくことをおすすめします。
OSアップデートのサポート期間
Xperia 1 IVのOSアップデート保証期間は、発売から2〜3年程度とされています。2026年現在では、サポートが終了に近づいているか、すでに終了している可能性もあります。
最新のセキュリティパッチや新機能を長く楽しみたい方は、後継モデルを検討したほうが無難です。
自分の使い方に合うかどうか
スペックが良くても、実際の使用感は人それぞれです。特に発熱問題はハードウェア起因の部分が大きく、ソフトウェアアップデートで完全に解決するのは難しいと言われています。
「自分はどのくらいゲームをするか」「外でよく使うか」などを考えたうえで、購入を判断しましょう。
Xperia 1 IVは今買いなのか
ここまで整理してきた通り、Xperia 1 IVは「がっかり」と言われるだけの理由がある一方で、強力な魅力も持ったスマホです。
もしあなたが、
- ソニーのこだわりを楽しめる
- 4Kディスプレイやカメラに価値を感じる
- 発熱やバッテリー消費をあまり気にしない
というタイプなら、Xperia 1 IVは今でも十分に検討できる選択肢です。
逆に、
- 快適なゲームプレイを求めている
- 長く使えるスマホが欲しい
- コスパを重視している
という場合は、無理に買わず、後継モデルの Sony Xperia 1 V や、他社の最新フラッグシップモデルをチェックしてみるとよいでしょう。
Xperia 1 IVで「がっかり」しないために
最後に、Xperia 1 IVで後悔しないためのポイントをまとめます。
- 購入前にスペックだけでなく、実際の使用感に関する口コミもチェックする
- 自分の使い方(ゲーム頻度、動画視聴時間、外出先での使用など)を具体的にイメージする
- 中古を検討する場合は、バッテリー状態や保証内容を必ず確認する
- 最新OSやセキュリティアップデートのサポート状況を公式サイトで確認する
- どうしても不安な場合は、店頭で実機を触ってみるか、後継モデルを検討する
Xperia 1 IVは、間違いなく個性派なスマホです。万人におすすめできるモデルではありませんが、自分のこだわりと合致すれば、十分に満足できる一台になるでしょう。
まずはこの記事で紹介したポイントを踏まえて、あなたにとっての「がっかり」と「納得」をしっかり見極めてみてください。

コメント