格安SIMへの乗り換えを考えたときに、最初にぶつかる壁が「今使っている端末がそのまま使えるのか?」という問題です。
特にIIJmioは通信の品質や料金プランで人気のあるサービスですが、せっかく乗り換えても端末が対応していなければ意味がありません。
そこでこの記事では、IIJmio公式で動作確認が取れている端末を中心に、乗り換え時に特におすすめのSIMフリースマートフォンを紹介します。
IIJmioで端末を選ぶ前に知っておきたいこと
IIJmioで快適に使うためには、まず「動作確認済み」という言葉が何を意味するのかを知っておくことが大切です。
IIJmioでは公式サイトで「動作確認端末一覧」を公開しています。これはIIJが独自にテストを行い、音声通話やデータ通信、テザリングといった基本的な機能が問題なく動作するかを確認した端末のリストです。
この一覧に掲載されている端末を選べば、少なくとも「繋がらない」「通話ができない」といった大きなトラブルに巻き込まれるリスクは大幅に下がります。
ただし、ここで一つ注意が必要なのが、動作確認済み=完全な動作保証ではないという点です。あくまでIIJによる独自調査の結果であり、すべての利用環境で完璧に動くことを約束するものではありません。それでも、何の情報もなく端末を選ぶよりは、はるかに安心できる判断材料になることは間違いありません。
また、2026年3月31日をもってドコモの3Gサービスが終了している点も忘れてはいけません。古い3G端末をそのまま使い続けることはできなくなるため、乗り換えを機に新しい端末への買い替えを検討するのが賢明です。
記事で紹介する端末の選定基準
ここから紹介する端末は、以下の基準で選びました。
- IIJmio公式の「動作確認端末一覧」に掲載されていること
- 音声通話・データ通信・テザリングの各機能で「○」が付いていること
- 2025年〜2026年にかけて動作確認が取れた比較的新しいモデルであること
- 法人向けサービス「IIJmio Biz」で実際に取り扱われている実績があること
つまり、公式情報に基づいた信頼できる選択肢だけを厳選しています。では早速、おすすめの端末を見ていきましょう。
1. iPhone 16
IIJmioでiPhoneを使いたいという人は非常に多いでしょう。それもそのはずで、iPhone 16シリーズはIIJmioの動作確認一覧にしっかりと掲載されています。
音声通話、データ通信、テザリング、そして5G通信のすべてが「○」という安心の結果です。デュアルeSIMにも対応しているため、複数の回線を切り替えて使いたい人にも便利です。
メリット
- Appleのエコシステムをそのまま活かせる
- アプリや周辺機器の選択肢が圧倒的に多い
- 動作確認で全機能が「○」評価
デメリット
- 価格が高価格帯になる
- 最新モデルゆえに中古市場でもまだ安くはない
向いている人
- iOSに慣れていて乗り換えもスムーズに済ませたい人
- カメラ性能やプロセッサ性能を妥協したくない人
向いていない人
- 予算をなるべく抑えたい人
- Androidに慣れていてiOSにはこだわりがない人
購入する際はSIMフリーモデルを選ぶようにしてください。キャリアモデルをそのまま使うことはできません。
2. Zenfone 12 Ultra
ASUSのフラッグシップモデルであるZenfone 12 Ultraも、2025年7月に動作確認が追加された比較的新しい端末です。
ASUSといえばゲーミングスマホのイメージが強いかもしれませんが、このモデルはカメラ性能にも力を入れており、写真や動画をしっかり撮りたい人にもおすすめできます。
メリット
- 高性能なプロセッサでアプリやゲームが快適
- カメラ性能が高い
- 動作確認で音声通話・データ通信・テザリングすべて「○」
デメリット
- 価格が高め
- 国内でのシェアがiPhoneやPixelほど多くないため、アクセサリーの選択肢がやや少ない
向いている人
- Androidスマホで最高峰の性能を求める人
- ゲームをよくプレイする人
- 写真や動画のクオリティにこだわりたい人
向いていない人
- とにかく安い端末が欲しい人
- コンパクトなサイズ感を重視する人
こちらもSIMフリーモデルを購入する必要があります。
3. POCO F7
XiaomiのサブブランドであるPOCOシリーズは、コストパフォーマンスの高さで知られています。POCO F7もその例外ではなく、2025年7月にIIJmioの動作確認が取れた端末です。
音声通話、データ通信、テザリングのいずれも「○」評価で、しかも価格はZenfone 12 UltraやiPhone 16と比べて大きく抑えられます。
メリット
- 価格に対して性能が非常に良い
- 動作確認済みで安心して使える
- ゲーム性能も十分
デメリット
- 日本国内でのサポート体制はXiaomiやiPhoneと比べると限定的
- バンド対応で注意が必要な場合がある
向いている人
- コストパフォーマンスを最重視する人
- ハイエンド機にそこまでの性能を求めない人
向いていない人
- 国内メーカー製に安心感を求める人
- サポートの充実度を重視する人
POCO F7は「安くてそこそこ使えればいい」というより、「安いのに結構使える」というタイプの端末です。IIJmioへの乗り換えを機に、まずは手頃なスマホから始めたいという人にぴったりでしょう。
4. Xperia 10 VI
ソニーのミドルレンジモデルであるXperia 10 VIは、法人向けサービス「IIJmio Biz」で実際に取り扱われている端末です。つまり、IIJmioとの相性は実績済みと言えます。
コンパクトで軽量なボディが特徴で、片手で使いやすいサイズ感を好む人には非常に魅力的な選択肢です。
メリット
- 日本メーカー製で信頼性が高い
- コンパクトで持ち運びしやすい
- 法人向けサービスでの提供実績あり
- 税込価格69,300円(IIJmio Biz参考価格)
デメリット
- Xperiaのフラッグシップモデル(1シリーズ)と比べるとスペックは控えめ
- カメラ性能も上位モデルには劣る
向いている人
- コンパクトなスマホが好きな人
- 日本メーカー製に安心感を覚える人
- 必要十分な性能で十分という人
向いていない人
- ハイエンド性能を求める人
- 大画面が好きな人
IIJmio Bizでの価格は69,300円ですが、個人向け市場でも販売されているので、購入時は価格.comやAmazonなどで最安値をチェックしてみてください。
5. moto g24
motorolaのエントリーモデル、moto g24は、税込19,800円(IIJmio Biz参考価格)という驚きの低価格を実現した端末です。
それでいてIIJmioの動作確認は音声通話・データ通信・テザリングすべて「○」。法人向けサービスでも取り扱われている実績があります。
メリット
- とにかく安い
- 動作確認済みで安心
- サブスマホとしても使いやすい
デメリット
- スペックは最低限
- 複数のアプリを同時に動かすと動作が重くなる可能性がある
- カメラ性能も価格相応
向いている人
- コストを最優先する人
- スマホは電話とLINEとブラウザができれば十分という人
- サブスマホを探している人
向いていない人
- ゲームを快適にプレイしたい人
- 写真や動画をしっかり撮りたい人
- 長く使い続けることを想定している人
価格を最重視するなら、moto g24は非常に有力な候補になります。特に「とりあえずIIJmioに乗り換えたいけど、端末にお金をかけたくない」という人には最適な選択肢です。
6. CMF Phone 2 Pro
Nothingという新しいブランドが手がけるCMF Phone 2 Proも、2025年7月にIIJmioの動作確認が取れた端末です。
独自性のあるデザインが特徴で、他のスマホとはちょっと違うものを身につけたいという人に刺さるモデルです。動作確認では音声通話・データ通信・テザリングすべて「○」評価です。
メリット
- 他にはないユニークなデザイン
- 動作確認済みで基本的な機能は安心
- Nothingならではのソフトウェア体験
デメリット
- 日本国内でのサポート体制は不明な部分が多い
- ブランド自体が新しいため、長期的な安心感ではメジャーブランドに劣る
向いている人
- デザイン性を重視する人
- 新しいブランドに挑戦してみたい人
- 人とは違うスマホを持ちたい人
向いていない人
- サポートやアフターサービスを重視する人
- 無難な選択肢を選びたい人
デザインは好みが大きく分かれますが、気に入る人にはとても愛着が湧く端末になるでしょう。
7. AQUOS Wish4
シャープのエントリーモデルであるAQUOS Wish4は、法人向けサービス「IIJmio Biz」で税込33,800円という価格で提供されている端末です。
シンプルで丈夫な設計が特徴で、初めてのスマホや、高齢者の方への導入にも検討しやすいモデルです。
メリット
- 日本メーカー製で信頼できる
- 比較的安価(33,800円)
- シンプルで使いやすい
デメリット
- エントリーモデルなので高性能ではない
- ゲームやマルチタスクには不向き
向いている人
- 初めてスマホを持つ人
- 必要最低限の機能で十分な人
- 日本のメーカー製にこだわりたい人
向いていない人
- 高性能なスマホを求めている人
- カメラ性能を重視する人
Xperia 10 VIと比べるとさらにシンプルなモデルなので、スマホに求めるものが「電話とネットが見られればOK」という人にはAQUOS Wish4で十分でしょう。
IIJmio乗り換え時に注意すべきポイント
最後に、IIJmioへの乗り換えと端末選びで特に注意しておきたい点をまとめておきます。
必ずSIMフリーモデルを選ぶ
当たり前のことですが、キャリア版の端末(ドコモ版、au版、ソフトバンク版)はそのままではIIJmioで使えません。SIMロックがかかっているからです。
最近はどのキャリアもSIMロック解除に応じてくれるようになりましたが、解除手続きが必要ですし、機種によっては解除に対応していない場合もあります。
新しく端末を購入するなら、最初からSIMフリーモデルを選ぶのが確実で面倒がありません。
APN設定は必ず必要
IIJmioのSIMを使うには、APN設定という作業が必要です。最近の端末は自動で設定されることも増えましたが、必ずしもすべての端末で自動設定が行われるわけではありません。
IIJmioの公式サイトで設定方法が詳しく案内されているので、乗り換え後はそちらを確認しながら設定を済ませましょう。
動作確認一覧は定期的にチェック
動作確認端末一覧は随時更新されています。2025年7月にはCMF Phone 2 ProやZenfone 12 Ultra、POCO F7などが追加されました。
この記事で紹介した端末以外にも、今後新しいモデルが追加される可能性があります。購入を検討している端末があれば、IIJmio公式の動作確認一覧で必ず最新の状況を確認するようにしてください。
3G終了に伴う古い端末の扱い
2026年3月31日でドコモの3Gサービスは終了しています。そのため、古い3G端末はIIJmioでも使えなくなっているか、利用が制限されています。
動作確認一覧でも、古い機種には「△」や注意書きが付いている場合があるので、中古端末を検討する際は特にこの点に注意しましょう。
まとめ:自分に合った端末でIIJmioへの乗り換えをスムーズに
IIJmioへの乗り換えを成功させるカギは、公式で動作確認が取れた端末を選ぶことです。
この記事で紹介した7機種は、いずれも公式情報に基づいて動作確認済み、または法人向けサービスで提供実績のある信頼できる選択肢です。
- 高性能を求めるなら iPhone 16 や Zenfone 12 Ultra
- コスパを重視するなら POCO F7 や moto g24
- コンパクトで日本メーカー製にこだわるなら Xperia 10 VI や AQUOS Wish4
- デザイン性を重視するなら CMF Phone 2 Pro
それぞれの特徴を理解したうえで、自分の使い方や予算に合った一台を選んでください。
端末が決まったら、あとはIIJmioのSIMを申し込んでAPN設定を行うだけ。公式サイトの案内に従えば、それほど難しい作業ではありません。
この記事が、あなたのIIJmio乗り換えと端末選びの参考になれば幸いです。自分に合った端末を見つけて、快適な格安SIMライフを始めましょう。

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