「スマホの保護フィルム、実は貼っていないんですけど、これってやっぱり少数派なんですかね?」
こんな疑問を持ったことはありませんか。結論から言うと、スマホ保護フィルムを貼らない派の割合は全体の約17%と言われています。ただ、この数字にはいくつか注意点があって、調査の時期や方法によって変わってくる可能性があります。2026年8月時点で確認できる限り、この「17%」という数字は複数のメディアで引用されていますが、その原典がどこにあるのかはっきりしないのが実情です。
でも、そもそも「貼らない派」のリアルな声ってどんな感じなんでしょう。単純に「めんどくさい」からなのか、それとも「貼る意味がない」と確信しているのか。SNSやQ&Aサイトをざっと見渡すと、貼らない派には意外なほど共通した主張があることがわかります。
この記事では、「貼らない派17%」という数字の出どころを検証しつつ、実際に貼らずに使っている人たちの本音や、属性別の傾向、そして「貼るか貼らないか」を徹底比較した独自の表を用意しました。あなたが貼らない派なら「やっぱりな」と思えるし、貼る派なら「貼ってて正解だった」と納得できる内容になっています。
スマホ保護フィルム「貼らない派」の割合は約17%と言われるが、その数字の正体は?
まずは気になる「貼らない派の割合」から見ていきましょう。
「貼らない派17%」の出典を追跡してみた
現在インターネット上の多くの記事で引用されている「貼らない派17%」という数字。たとえばITmediaのアンケート調査が元ネタだと言われることが多いんですが、肝心の元の調査ページがどうしても見つかりませんでした(2026年8月時点)。
つまり、この数字は「どこかの時点でITmediaが実施したアンケートでそういう結果が出た」という話が、複数のメディアやブログで引用され続けている状態なんです。調査の実施時期も、サンプル数も、調査方法も、実ははっきりしない。これって結構大きな話で、みんなが「事実」として信じている数字の根っこが、実は曖昧なんですよね。
ただ、複数のソースで一貫して「貼らない派は約17%」とされているので、まったくのデタラメというわけではないでしょう。おそらく2023年から2024年頃にかけて実施された何らかのアンケート結果が、今も「最新の数字」として使い回されている可能性が高いです。
貼る派は76%、その他は7%という内訳
同じアンケートによると、保護フィルムを「貼っている」派は約76%で、「わからない・その他」が約7%という内訳だったとされています。つまり、3人に2人以上は何らかの保護フィルムを貼っている計算になります。
実際に街中で見ても、ほとんどのスマホに何かしらのフィルムが貼ってある印象ですよね。「貼らない派」が圧倒的少数派であることは間違いなさそうです。
貼らない派は増えている?減っている?
気になるのはトレンドです。貼らない派の割合は増えているんでしょうか、それとも減っている?
残念ながら、同じ条件で継続的に調査されたデータが存在しないため、経年変化を正確に把握することはできません。ただし、いくつかの間接的な材料から推測することは可能です。
2020年にAppleが発表した「iPhone 12シリーズから採用されたCeramic ShieldはiPhone 11より4倍頑丈」という情報(Apple公式ニュースルーム、2020年10月発表)や、Corning社のGorilla Glass Victusが「最大2メートルの高さからの落下に耐える」という性能値(Corning公式サイト)が広く知られるようになったことで、「もうフィルムいらないんじゃない?」という空気が一部で生まれているのは確かです。
ただし、スマホ修理業者のスマホスピタルによると、画面割れの修理依頼は依然として多いとのこと。強化ガラスが進化しても「落としたら割れる」という物理的なリスクはゼロになっていないのが実情です。
「貼らない派」ってどんな人?属性別に見るリアルな傾向
ここからは、実際に貼らない派の人たちがどんな層なのか、SNSやコミュニティの投稿を分析して見えてきた傾向を紹介します。あくまで筆者が複数の投稿から推測したものです。
年齢別の傾向:若い世代ほど「貼らない」を選ぶ
20代〜30代の比較的若い層では、「貼らない派」の割合がやや高い傾向が見られました。理由としては「スマホのデザインをそのまま楽しみたい」「メーカーが頑丈と言っているのだから信用する」というものが多く見られます。
一方、40代以上の層では「保険として貼っておくのが安心」という保守的な考え方が優勢で、貼らない派の割合は低めです。過去にガラスケータイ時代の傷つきやすさを経験している世代だからかもしれませんね。
機種別の傾向:iPhoneユーザーはAndroidユーザーより貼らない?
意外なことに、iPhoneユーザーよりAndroidユーザーのほうが「貼らない派」の割合が高い可能性があります。特にハイエンドのAndroidスマホ(Galaxy SシリーズやPixelシリーズなど)のユーザーは、Gorilla Glass Victusのような高性能ガラスを搭載している機種が多く、「フィルムは不要」と考える層が一定数いるようです。
iPhoneユーザーは確かにCeramic Shieldで頑丈になりましたが、それでも「Apple純正のフィルムが公式ストアで売られている」という事実が、「やっぱり貼ったほうがいいのかな」という心理に影響を与えているかもしれません。
「貼らない派」の共通する口癖
貼らない派の投稿でよく見られるのはこんな主張です。
- 「4年以上貼らずに使ってきたけど、目立つ傷は一度もついていない」
- 「手帳型のケースに入れているから、画面が直接傷つく心配はない」
- 「せっかくのスマホの美しいデザインや手触りをフィルムで台無しにしたくない」
- 「スティーブ・ジョブズも『フィルムはナンセンス』って言ってたし」
一方で、「貼らない派」から「貼る派」に転向した人の投稿にはこんな後悔の声もありました。
- 「貼らずに使っていたら細かい傷が無数についてしまった。買い替え時だったからまだよかったけど」
- 「うっかり落としたら画面がバキバキに割れて、修理に何万円もかかった。フィルム代のケチり方が高くついた」
フィルムを貼らないことが必ずしも正解とは限らない、というのがリアルなユーザーの声から見えてくる実態です。
「貼る」vs「貼らない」を徹底比較!これで選べる【独自比較表】
ではここで、保護フィルムを「貼る」場合と「貼らない」場合を、9つの評価軸で徹底比較してみましょう。この表は、筆者が各メーカーの公式情報とユーザーコミュニティの声をもとに独自に作成したものです。
| 評価軸 | 貼る(ガラスフィルム) | 貼る(PET/樹脂フィルム) | 貼らない(裸運用) |
|---|---|---|---|
| 画面割れ耐性 | 非常に高い。フィルムが割れることで衝撃を吸収 | 普通。ガラスより柔らかく衝撃吸収は劣る | 低い。強化ガラスでも直撃には弱い |
| 傷つきにくさ | 非常に高い。硬度9H以上が一般的 | やや高いが、ガラスよりは傷つきやすい | 普通。強化ガラス自体は傷に強いが、砂や金属には要注意 |
| 指紋・汚れ | フッ素コーティングで指紋がつきにくい | 製品によるが、コーティングあり | 直接付着するので目立ちやすい |
| 画面の美しさ | 透過率が高く裸に近い | グレアは反射あり。アンチグレアは画質がやや低下 | メーカー設計通りの最高画質 |
| 貼り付けの手間 | 簡単。置くだけで吸着 | やや難しい。気泡が入りやすい | 手間ゼロ |
| 指紋認証(画面内)への影響 | 端末によっては認識率が低下する報告あり | 影響は少ない | 最大の認識率を実現 |
| 中古売却時の価値 | 画面に傷なし→高査定の可能性が高い | 同様 | 傷があると減額される可能性がある |
| 初期コスト | 1,000〜3,000円程度 | 数百円〜1,500円程度 | 0円 |
| 継続コスト | 割れたら貼り替えが必要 | 数ヶ月で傷や黄ばみで交換 | 追加コストなし |
この表を見ると、「絶対に貼ったほうがいい」とも「絶対に貼らなくていい」とも言えないのがわかります。何を重視するかで答えが変わってくるんですね。
特に注目したいのは「指紋認証への影響」です。これは上位記事ではほとんど触れられていませんでしたが、画面内指紋センサー搭載のAndroidスマホユーザーから「フィルムを貼ったら認識率が落ちた」という声が複数確認されています。もし指紋認証を頻繁に使うなら、この点はけっこう重要です。
「貼らない」ならどう守る?代替保護策の実効性
貼らない派の人たちは、何も無防備というわけではありません。ケースやコーティングなどでスマホを守っているケースが多いんです。
手帳型ケースでガードする派
最も多いのが「手帳型ケースに入れて持ち歩く」という方法。画面部分がカバーで覆われるので、ポケットやカバンの中でキーや小銭と接触して傷つくリスクを大幅に減らせます。ただし、落下時の衝撃は画面に直接伝わるので、割れ防止という点ではフィルムほどの効果は期待できません。
ガラスコーティングに頼る派
最近増えているのが、液体ガラスコーティングをスマホの画面に塗布する方法。コーティング剤が表面を覆うことで、硬度が上がって傷がつきにくくなるという仕組みです。ただし、これも落下時の衝撃吸収効果はほとんどないと考えておいたほうがいいでしょう。あくまで「傷防止」のための手段です。
「ケースだけ」で勝負する派
衝撃吸収性能の高いケース(エアクッション素材など)だけを使って、画面は完全に裸という強者もいます。この場合は「フィルムで画質を劣化させたくない」という美学の現れとも言えますが、画面を下にして落としたらほぼ確実に割れるリスクを受け入れていることになります。
結論として、「貼らない」という選択は傷や割れのリスクを自身で引き受ける覚悟が必要です。強化ガラスがどれだけ進化しても、「落としたら割れる」という物理の法則は変わりませんからね。
スマホメーカーは「貼る」を推奨してる?実際のところ
気になるのは、スマホメーカー自体が保護フィルムを推奨しているのかどうか。ここも意外と複雑です。
Appleのスタンス:かつては不要派、今は…
スティーブ・ジョブズがiPhone 4を発表した際、「スマホにフィルムは必要ない」という趣旨の発言をしていたことは有名です。当時は強化ガラスの性能を最大限アピールするための戦略だったと言われています。
しかし現在、Apple公式サイトではBelkin製の保護ガラス「Belkin UltraGlass Anti-Reflective Screen Protector」を販売しており、Apple Storeでの貼り付けサービスも提供しています(Apple公式サイト、2024年頃から継続販売中)。これはつまり、「ユーザーが貼りたいと思うなら、公式でいいものを用意しますよ」という姿勢の表れでしょう。
Appleが「フィルムを推奨する」と明確に宣言したわけではありませんが、公式で販売している以上、少なくとも「貼ることを否定はしていない」 と解釈するのが適切です。
SamsungやGoogleは?
SamsungやGoogleも、公式で保護フィルムを販売しているケースがありますが、どちらも「フィルムを貼るべき」という明確なガイドラインは発表していません。基本的には「ユーザーの判断に委ねる」というスタンスのようです。
ただし、折りたたみスマホ(Galaxy Z Foldシリーズなど)については、内側の大画面にフィルムが最初から貼ってある状態で出荷されており、「絶対に剥がさないでください」と強く注意されています。これは折りたたみ画面の構造上、フィルムが画面保護の一部として機能しているからです。
じゃあ結局、貼るべき?貼らなくていい?
ここまで読んできて、「結局どっちが正解なの?」と思っているかもしれません。答えはシンプルで、あなたのスマホの使い方次第です。
こんな人は「貼る」を選んだほうが安心
- よくスマホを落とす方(特にコンクリートの上で)
- ポケットにスマホを入れて、小銭や鍵と一緒に持ち歩く方
- スマホを長く(3年以上)使う予定で、中古売却も視野に入れている方
- 指紋認証より画面保護を優先したい方
- 「多少のコストなら保険代わりに払う」という考え方の方
こんな人は「貼らない」もアリ
- スマホを非常に丁寧に扱う方
- スマホのデザインや手触りを何よりも重視する方
- 指紋認証を頻繁に使う方(特に画面内指紋センサー搭載機種)
- 2年以内に機種変更する予定の方
- 手帳型ケースなど、別の方法で画面を保護している方
私はどちらかを強く推奨するつもりはありません。自分にとってどちらが正解かは、あなたのライフスタイルと価値観が決めることです。
ただ一つだけ言えるのは、「貼らない派17%」という数字に惑わされないでほしいということ。たとえ少数派でも、それがあなたにとって正しい選択なら、それでいいんじゃないでしょうか。
もし貼るなら何を選ぶ?おすすめの保護フィルムを紹介
最後に、「やっぱり貼っておこうかな」という方のために、実際に市場で評価の高い保護フィルムをいくつか紹介します。
Belkin UltraGlass 反射防止 フィルム for iPhone
Apple公式ストアでも取り扱われているBelkinのガラスフィルムです。反射防止加工が施されており、屋外でも見やすさをキープしてくれます。Appleが公式で販売しているという信頼性もポイントです。
「ガラスフィルムは割れるのが役割」という考え方を体現しているブランド。硬度9Hで傷にも強く、気泡が入りにくい設計になっているので、フィルム貼りが初めての人にもおすすめです。
SPIGEN ガラスフィルム GALAXY S24 Ultra
Androidユーザーに人気のSPIGEN。曲面ディスプレイにも対応したモデルがあり、指紋認証への影響が少ないと評判です。ケースメーカーとしても有名なので、ケースとの相性もバッチリです。
どうしても「フィルムは貼りたくない」という方向けの液体ガラスコーティング。フィルムのように気泡が入る心配がなく、画面の美しさをそのまま保てるのが魅力です。ただし、落下時の衝撃吸収は期待できないので、ケースとの併用をおすすめします。
さて、ここまで「貼らない派の割合」から始まって、実際のユーザー傾向、比較表、代替保護策、そして各メーカーのスタンスまで見てきました。
結局のところ、スマホの保護フィルムを貼るか貼らないかは、あなた自身の判断次第。周りが貼っているからとか、「17%が貼らないから」といった理由で決めるよりも、自分の使い方や価値観に合った選択をすることが、一番後悔しない方法だと思います。
この記事が、あなたのスマホライフをより良いものにする判断材料になれば嬉しいです。

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