「Face IDをリセットしようと思ったのに、ボタンが押せない…」「そもそもリセットの項目がグレーアウトしてる…」そんな経験、ありませんか?
実はこれ、単なる一時的な不具合ではなく、iOSのセキュリティ機能が原因でリセットをブロックしているケースがとても多いんです。特に2024年以降、この問題に直面する人が急増しています。
この記事では、Face IDがリセットできない状況を原因別に徹底解説。設定画面から操作できる場合から、どうしても動かない場合の最終手段、そして「修理に出さずに使い続ける」という現実的な選択肢まで、まるっと紹介します。
なぜFace IDがリセットできない?主な原因を整理
まずは、リセットできない原因を大きく3つに分けてみましょう。自分がどのパターンに当てはまるか、チェックしてみてください。
- iOSのセキュリティ機能(盗難デバイスの保護)が原因
- 設定アプリやシステムの一時的な不具合
- TrueDepthカメラのハードウェア故障
この中で、特に近年増えているのが1番目の「盗難デバイスの保護」 が原因のケースです。この機能はiOS 17.3以降で導入されたもので、不正にパスコードを覗き見られた場合でも、重要な設定変更を防ぐための強力なセキュリティです。
AppleサポートコミュニティやYahoo!知恵袋などでは、2026年7月時点でも「盗難デバイスの保護が邪魔してFace IDをリセットできない」というスレッドが多数立てられています(Appleサポートコミュニティ、2026年7月4日確認)。つまり、あなただけの問題じゃないんです。
まず試すべき基本対処法(リセットボタンが押せる場合)
もし「Face IDをリセット」ボタンが押せる状態なら、まずはこちらの基本手順を試してみてください。これはApple公式のサポートページ(https://support.apple.com/ja-jp/118243)でも紹介されている方法です。
- 「設定」アプリを開く
- 「Face IDとパスコード」をタップ
- パスコードを入力
- 「Face IDをリセット」をタップ
- 「Face IDを設定」から再登録する
これで完了するなら、単なる設定データの不具合だった可能性が高いです。再登録の際は、カメラ部分が汚れていないかも確認しておきましょう。
盗難デバイスの保護が原因でリセットできない場合の対処法
ここからが本題です。「Face IDをリセット」をタップしても、「盗難デバイスの保護をオフにしてください」といったメッセージが出て先に進めない… これ、まさにセキュリティ機能が原因のパターンです。
まずは設定を確認しよう
「盗難デバイスの保護」の設定には2つの状態があります。
- 「常に」:常にFace IDまたはTouch IDでの本人確認が必要
- 「普段いる場所から離れている時」:自宅や職場など、よく使う場所では本人確認が不要になる
多くのケースで「常に」に設定されているがために、リセットのための本人確認ができず、デッドロックに陥っています。
具体的な回避手順
- 「設定」→「Face IDとパスコード」を開く
- 「盗難デバイスの保護」をタップ(表示されている場合)
- もし「常に」になっていたら、信頼できる場所(自宅や職場など)で「普段いる場所から離れている時」に変更してみる
- 設定変更後、もう一度「Face IDをリセット」を試す
この方法でリセットできるケースが、コミュニティサイトでは多く報告されています。ただし、Face IDがそもそも認識されない状態だと、設定変更自体ができない場合もあります。その場合は、次の「リカバリーモード」を検討する必要があります。
どうしてもダメな時の最終手段:リカバリーモードからの復元
設定画面からの操作が一切できない場合、最終手段としてリカバリーモードからの復元があります。
これはiPhoneのシステムを再インストールする方法で、ソフトウェア的な不具合が原因なら、この作業でFace IDが復活する可能性があります。
ただし、大きなリスクがあります。
- 端末内のデータがすべて消去される(バックアップを取っていなければ完全に失われます)
- 復元にPCまたはMacが必要
- 作業に慣れていないと少し複雑
基本的には、バックアップが取れている状態でのみ実行することをおすすめします。Appleの公式修理サービス案内ページ(https://support.apple.com/iphone/repair)でも、ソフトウェア障害が疑われる場合はリカバリーモードでの復元が推奨されています。
ただ、これで直らない場合は、ハードウェアの故障である可能性がほぼ確定します。次の章で、その場合の選択肢について考えてみましょう。
ハードウェア故障の場合の選択肢。修理か、それとも…
リカバリーモードを試してもFace IDが復活しなかった場合、TrueDepthカメラのハードウェア故障の可能性が高いです。この場合、修理にはそれなりの費用がかかります。
ここで多くのユーザーが直面するのが、「高額な修理費を払うべきか、それともFace IDを諦めて使い続けるか」という判断です。
総務省登録修理業者である「スマートドクタープロ」の見解(https://www.iphone-doctor.net/iphone-faceid-tsukaenai)によると、Face IDが使えなくなっても、修理せずにパスコードで使い続けるユーザーは非常に多いそうです。同社は年間300件以上のFace ID修理に関わっていますが、それでも修理を選ばないケースが少なくないとのこと。
Face IDの修理費用は機種にもよりますが、概ね2万円前後かかることが多いです(Appleの修理サービスページ参照)。端末の買い替えを検討しているタイミングであれば、無理に修理せず、パスコード認証で乗り切るという選択肢は十分に現実的です。
【モデル別】実は横向きでも使える?知っておきたいFace IDの仕様
最後に、知っておくと役立つFace IDの仕様を一つ。
一部のWebサイトでは「Face IDは縦向きでしか使えない」という情報が見られますが、これは旧モデル(iPhone 12以前)の話です。Appleの公式情報に基づけば、iPhone 13以降およびiPadでは、横向きでもFace IDが機能する仕様になっています。
つまり、もし横向きで認識しない場合は、機種が古いか、あるいは設定や端末自体に何かしらの問題が生じている可能性があります。この点は、上位記事でも曖昧にされているケースが多いので、覚えておいて損はないでしょう。
Face IDがリセットできない時に選ぶべき3つの道
ここまでいろいろな対処法を見てきましたが、最終的には以下の3つの道から選ぶことになります。
- ソフトウェア対処で復活を狙う(基本手順、盗難デバイスの保護設定変更、リカバリーモード復元)
- 修理に出して完全回復を目指す
- Face IDを諦めてパスコード認証で使い続ける
どの道を選ぶにしても、データのバックアップは最優先で行ってください。特にリカバリーモードを使う場合は、データが消えるリスクを必ず理解した上で実行しましょう。
どうしても判断がつかない場合は、Appleサポートや正規サービスプロバイダに相談するのが一番確実です。
まとめ:Face IDリセット問題は「原因」で道筋が変わる
「iPhoneのFace IDがリセットできない」という問題は、単なる不具合ではなく、iOSのセキュリティ強化が起因しているケースが大半です。
- まずは基本手順を試す
- ダメなら「盗難デバイスの保護」の設定を確認
- それでもダメならリカバリーモード(データ消去のリスクあり)
- 最終的には修理か、パスコード生活への移行を判断する
この流れを頭に入れておけば、パニックにならずに一つ一つ対処できます。焦らず、自分の状況に合ったベストな選択をしてみてくださいね。

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