スマホの充電、みなさんはどんなふうにしていますか?
「寝る前に置くだけで充電できるワイヤレス充電が便利だから、次のスマホも対応しているかどうかは大事なポイント」
そう考えている方も多いでしょう。
そこで気になるのが、arrows Alpha(アローズ アルファ)です。
気になるモデルだけど、ワイヤレス充電には対応しているの?
この記事では、arrows Alphaの充電まわりの仕様を公式情報をもとに徹底的に調べて、ワイヤレス充電をしたい人・高速充電をしたい人、それぞれに向けたおすすめの充電環境を解説していきます。
arrows Alphaはワイヤレス充電(Qi)に対応している?
結論から言います。
arrows Alphaは、ワイヤレス充電の国際規格「Qi」には非対応です。
この情報は、NTTドコモの公式スペックページで明確に確認できます。ワイヤレス充電(Qi)の項目が「-」となっており、対応していないことがわかります。
「え、ワイヤレス充電できないの?」
そう思った方もいるかもしれません。
でも、ここでがっかりする必要はありません。
なぜなら、arrows Alphaはワイヤレス充電の代わりに、非常に強力な有線急速充電を搭載しているからです。
ワイヤレス充電非対応の代わりに何ができる?arrows Alphaの充電性能
arrows Alphaはワイヤレス充電こそ非対応ですが、その分「超高速の有線充電」に力を入れています。
90Wの超高速充電
arrows Alphaは、USB Power Delivery 3.0(USB PD 3.0)と、その拡張規格であるPPS(Programmable Power Supply)に対応しています。
そして、何よりすごいのが付属の充電器です。
なんと、90W出力のACアダプタが同梱されています。
このアダプタを使えば、約35分でバッテリーをフル充電することが可能です。
5000mAhという大容量バッテリーを搭載しながら、これだけの速さで充電できるのは大きなメリットです。
メーカーであるFCNTの公式発表でも、「約35分の充電で最長2日間使用可能」と謳っており、バッテリー残量が少ないときでも、ちょっとした時間で十分な容量を回復できます。
実際の充電速度は?
専門メディア「ケータイWatch」のレビューでも、この充電速度は実証されています。
実際に100W対応の充電器で測定したところ、arrows Alphaは約44Wでの充電を受け付けているとのことでした。
つまり、ワイヤレス充電には非対応ですが、その時間的ロスを全く感じさせないほどの高速充電が可能だということです。
arrows Alphaのワイヤレス充電を諦めきれない人へ:代替手段とリスク
それでも、「やっぱりケーブルを挿す手間を省きたい」「ワイヤレス充電の便利さを体験したい」という方もいるでしょう。
市販されている「ワイヤレス充電レシーバー(受信アダプタ)」というアクセサリを使えば、USB-Cポートに挿すことで、arrows Alphaでも一応ワイヤレス充電が可能になる……かもしれません。
しかし、こちらについては大きな注意点があります。
- arrows Alphaの公式動作保証は一切ありません。
- 充電速度が非常に遅くなります。(急速充電のメリットを完全に捨てることになります)
- 本体が発熱しやすくなり、バッテリーの劣化を早めるリスクがあります。
- USB-Cポートが占有されるため、有線でのデータ転送やイヤホンなど他のアクセサリが使えなくなります。
- arrows Alphaは防水性能(IPX6/8/9)を備えていますが、アダプタを装着した状態ではその性能が損なわれる可能性が高いです。
これらを踏まえると、ワイヤレス充電レシーバーは自己責任の非公式な方法であり、おすすめはできません。
折角のarrows Alphaの高速充電性能を活かせないだけでなく、本体に悪影響を与えるリスクもあります。
arrows Alphaにおすすめの充電方法
では、arrows Alphaの性能を最大限に引き出す、おすすめの充電方法を整理します。
1. 同梱の90W急速充電器を使う(最強の選択肢)
これが最もおすすめの方法です。
付属の90W ACアダプタとUSB-Cケーブルを使えば、何も考えずに最速の充電ができます。
「ワイヤレス充電ができなくても、この速さならむしろ快適」と感じる方も多いでしょう。
- 向いている人: 時間を節約したい人、ゲームをよくする人、バッテリー消費が激しい使い方をする人
- 向いていない人: 特になし(ほとんどの人にとって最適解です)
2. PPS対応の急速充電器を選ぶ(追加購入時)
もし、自宅用とオフィス用などで充電器を追加で買いたい場合は、PPS対応のUSB PD充電器を選ぶことがポイントです。
PPSは、充電中の電圧と電流を細かく調整することで、より効率的で発熱の少ない充電を実現する規格です。
「USB PD対応」と書いてあっても、必ずしもPPSに対応しているとは限らないので、商品説明をよく確認しましょう。
- おすすめのブランド例: Anker(アンカー)やエレコムなど、信頼できるメーカーからPPS対応製品が多数販売されています。
- ワット数の目安: せっかくのarrows Alphaの性能を活かすなら、45W以上の出力に対応した製品を選ぶと良いでしょう。
3. モバイルバッテリーもPPS対応を選ぶ
外出先での充電も同様です。
モバイルバッテリーにもPPS対応の製品が増えています。こちらも同様に、PPS対応の製品を選べば、外出先でもストレスフリーな充電が可能です。
よくある疑問:ワイヤレス充電非対応はデメリット?
ここまで読んで、「やっぱりワイヤレス充電非対応はデメリットなんじゃないか?」と感じる方もいるでしょう。
確かに、ワイヤレス充電のメリットは「置くだけの手軽さ」です。
しかし、その代わりにワイヤレス充電には次のようなデメリットもあります。
- 充電速度が遅い(最新のQi2規格でも有線には遠く及ばない)
- 充電中に発熱しやすい
- 充電器とスマホの位置合わせがシビアな機種もある
- ケースの素材によっては充電できない
arrows Alphaは、これらのデメリットを全て取り払った「速度」に特化した充電戦略を取っていると考えることができます。
つまり、ワイヤレス充電非対応は「欠点」ではなく、超高速充電を実現するための「仕様」と捉えるのが正しいでしょう。
arrows Alphaの充電まとめ
最後に、今回の内容をまとめます。
- arrows Alphaはワイヤレス充電(Qi)に非対応です。
- しかし、90Wの超高速有線充電(PPS対応)が可能で、約35分でフル充電できます。
- ワイヤレス充電レシーバーは非公式な方法であり、リスクが大きいためおすすめしません。
- 充電器やモバイルバッテリーを追加で購入する場合は、PPS対応の製品を選びましょう。
ワイヤレス充電にこだわっていた方も、このarrows Alphaの圧倒的な充電速度をぜひ体感してみてください。
「ケーブルを挿すのが面倒」という感覚は、「ちょっと挿すだけで十分戻ってくる」という安心感に変わります。
もし充電環境を整えたいなら、同梱のアダプタをまずは使ってみて、必要に応じてPPS対応のアクセサリを検討してみてくださいね。

コメント