「レゴブロックでスマホスタンドを作りたいけど、どんなのがあるんだろう?」「いざ作ろうと思っても、設計図が多すぎて選べない……」
そんな風に思ったことはありませんか?
結論から言うと、今あなたが作るべきレゴスマホスタンドは、予算(使えるパーツ数)と難易度、そして「何を重視するか」で選ぶのが正解です。
この記事では、実際に公開されている代表的なレゴスマホスタンドの設計図(MOC)を、パーツ数・価格・難易度・機能という軸で横断比較。さらに、2026年7月に登場した最新のLEGO Ideas公式エントリー作品まで網羅して、あなたにぴったりの一台を探すお手伝いをします。
「とりあえず作ってみたい」初心者さんも、「こだわりたい」上級者さんも、この比較表を見れば迷わず選べるはずです。
レゴブロックでスマホスタンドを作る前に:まずは「何を求めるか」を整理しよう
一口に「レゴブロック スマホスタンド」と言っても、その種類はピンからキリまで。机の上でちょっとスマホを立てたいだけの人もいれば、充電しながら使える実用的なものを作りたい人、さらには動くギミックを搭載した「作品」を求めている人まで、ニーズはさまざまです。
そこでまず、レゴスマホスタンドを選ぶうえで押さえるべき3つのポイントを整理しておきましょう。
① 使えるパーツ数(予算)
手持ちの余剰パーツで済ませられるのか、それとも新たにパーツを調達するのか。ピース数が少ないほどコストは抑えられますが、その分機能はシンプルになります。
② 難易度(経験値)
初心者でもサクッと組めるものから、テクニックピンや空気圧シリンダーを使った上級者向けまで。自分のスキルに合わないものを選ぶと、途中で挫折してしまう原因に。
③ 求める機能
「縦置きだけでいい」「横置きにも対応したい」「充電ケーブルを通す穴が欲しい」「ミニフィグを飾りたい」など、どんな使い方をしたいかで選ぶ作品は変わってきます。
この3つの軸を頭に入れたうえで、次の比較表を見ていきましょう。
今すぐ選べる!レゴスマホスタンド比較表【2026年8月時点】
それでは、実際に公開されている代表的なレゴスマホスタンドのMOC(My Own Creation)を一覧で比較します。
| 作品名 | ピース数 | 価格目安(パーツ調達) | 難易度 | 縦置き | 横置き | 充電対応 | 特徴 | 公開年(出典) |
|---|---|---|---|---|---|---|---|---|
| Phone Holder – Spare Parts | 23ピース | 低(余剰パーツで可) | ★☆☆ | ○ | × | × | 最小構成、余剰パーツで完結 | 2025年(Rebrickable) |
| Smartphone Stand(MOC-62244) | 35ピース | 低 | ★☆☆ | ○ | ○ | × | 親子で作れる親しみやすいデザイン | 公開年不明(Rebrickable) |
| Neat phone stand(MOC-175869) | 78ピース | 中 | ★★☆ | ○ | ○ | ○(穴あり) | ミニフィグ置き場付き | 2024年(Rebrickable) |
| LEGO Dots Phone Stand | 157ピース | 中〜高 | ★★☆ | ○ | × | ○(専用スペース) | 白×水色の洗練デザイン、写真用スロット内蔵 | 2026年2月(LEGO Ideas) |
| Zen Cube: Secret Phone Stand | 非公表 | 高(特殊パーツ多数) | ★★★ | ○(45°固定) | × | ○(テンション機構) | 隠しフィッシングジオラマ、ケーブルテンション機構 | 2026年7月(LEGO Ideas) |
| PHONE HOLDER(MOC-127456 / Technic) | 274ピース | 高 | ★★★ | ○ | ○ | ○(パーツ構成次第) | 空気圧操作で回転・チルト可動 | 2022年(最終更新2025年・Rebrickable) |
※価格目安は新たにパーツを調達する場合の相対的な指標です。手持ちのパーツでまかなえる場合はさらにコストを抑えられます。
この表を見て「これだ!」と思う作品があれば、それがあなたにぴったりのスタンドです。ただし、それぞれの作品には「どんな人に向いているか」が異なります。次のセクションでは、各作品の特徴をさらに深掘りして解説していきます。
選べる6タイプ:あなたに合うレゴスマホスタンドはどれ?
最小構成でサッと作りたいなら「Phone Holder – Spare Parts」(23ピース)
「とにかく簡単に、すぐにスマホスタンドが欲しい」という人に最適なのが、この23ピースで完成する超ミニマルモデルです。
Rebrickableで2025年に公開されたこの作品(MOC-241458)は、実質22ピースという驚きの少なさで構成されており、コンセプトは「余剰パーツだけで作ること」。わざわざパーツを買い足す必要がほぼないのが最大の魅力です。
作者によると、「みんなでLEGO Builderアプリを見るときに、サッとスマホを立てられるものが欲しかった」という実用的なニーズから生まれたのだとか。
こんな人におすすめ:
・手持ちのレゴの端材でとりあえず作ってみたい初心者さん
・机の上に置くだけのシンプルなスタンドが欲しい人
・「まずは一つ作ってみる」という経験を積みたい人
一方で、横置きには対応しておらず、充電ケーブルを通す構造もありません。「とにかく縦置きできればいい」という割り切りができる人向けです。
縦置き&横置き両対応でコスパ重視なら「Smartphone Stand」(35ピース)
35ピースと、こちらも非常に少ないパーツ数ながら、縦置き・横置きの両方に対応しているのがこのモデル(MOC-62244)の強みです。
ピース数が少ないのに両対応できる構造は、レゴブロックの「組み合わせの妙」を感じられる作品と言えるでしょう。親子で一緒に作れるような親しみやすいデザインで、難易度もかなり低めです。
こんな人におすすめ:
・動画視聴時は横置き、ビデオ通話時は縦置きと使い分けたい人
・パーツ数は少なく済ませたいけど、機能性は欲しい人
・お子さんと一緒にレゴを楽しみたいご家庭
ただし、このモデルも充電ケーブルを通す構造はありません。充電しながら使いたい場合は、次のモデル以降を検討しましょう。
ミニフィグを飾りたい!ちょっとこだわり派には「Neat phone stand」(78ピース)
「作る楽しさ」と「使う実用性」のバランスを重視するなら、78ピースの「Neat phone stand」(MOC-175869)がおすすめです。
2024年に公開されたこの作品は、縦置き・横置き両対応に加えて、充電ケーブルを通す穴が設けられているのがポイント。さらに、お気に入りのミニフィグを飾れるスペースまで付いています。
実はこの作品、作者の息子さんが自由なブロックで作ったものが原型になっているのだとか。「遊び心」と「実用性」が融合した、まさにレゴらしいスタンドと言えるでしょう。
こんな人におすすめ:
・机の上に置くだけでインテリアとしても楽しみたい人
・充電しながら使える実用性も欲しい人
・自分の好きなミニフィグを一緒にディスプレイしたい人
ピース数が78と増えた分、難易度は中級者向け(★★☆)になりますが、慣れている人なら問題なく組み立てられるレベルです。
洗練されたデザイン重視なら「LEGO Dots Phone Stand」(157ピース)
2026年2月にLEGO Ideas公式サイトに投稿された「LEGO Dots Phone Stand」は、白と水色を基調としたミニマルで洗練されたデザインが特徴の157ピースモデルです。
寸法は幅6.7cm×奥行17.6cm×高さ8.0cm、重量は192.6gとコンパクトながら、充電器用のスペースや写真を飾るためのスロットまで内蔵されています。
Dotsシリーズならではのカラフルな装飾も施せるため、シンプルなスタンドに飽きてしまった人にも新鮮な印象を与えるでしょう。
こんな人におすすめ:
・機能性だけでなく見た目にもこだわりたい人
・インテリアとしても成立するデザインを求める人
・LEGO Dotsシリーズのパーツが手元にある人
ただし、横置きには対応していない点は注意が必要です。縦置き専用のスタンドとして割り切りましょう。
今、最も話題の最新作「Zen Cube: Secret Phone Stand」(2026年7月登場)
ここで、2026年7月29日にLEGO Ideas公式チャレンジに投稿されたばかりの最新作「Zen Cube: Secret Phone Stand」を紹介します。
この作品の最大の特徴は、閉じるとミニマルなキューブですが、開くと45°のスマホスタンドと隠しフィッシングジオラマが現れるという、まさに「秘密の」仕掛けにあります。
さらに、充電ケーブルを内部に通すためのケーブルテンション機構まで搭載されており、単なるスタンドの枠を超えた「作品」としての完成度の高さが光ります。
こんな人におすすめ:
・最新のLEGOトレンドをいち早く取り入れたい人
・スタンドとして使うだけでなく、人に見せたくなる作品を作りたい人
・LEGO Ideasの世界観に魅了されている人
ただし、特殊パーツを多数使用していると見られるため、パーツ調達コストは高くなる可能性があります。また、現時点では製品化されておらず、設計図の一般公開もまだのため、「こういう作品がある」というトレンド情報として捉えておくのが良いでしょう。
本気でこだわるなら「PHONE HOLDER(Technic)」(274ピース)
「もはや工作の域を超えている」——そんな声が聞こえてきそうなのが、274ピースのTechnicモデルです。
2022年に公開され、2025年12月に最終更新されたこの作品(MOC-127456)は、LEGO Technic 42144 Material Handlerの代替モデルとして設計されており、空気圧シリンダーを使ってスマホの握りや傾きを操作できるという、他の追随を許さない可動性を持っています。
縦置き・横置きはもちろん、背面に20°までチルトさせることも可能。iPhone 11+シリコンカバーに対応しており、実用性もばっちりです。
こんな人におすすめ:
・レゴテクニックの経験が豊富な上級者さん
・「作って終わり」ではなく、「動かして楽しめる」スタンドが欲しい人
・他の人とは違う、唯一無二の作品を作りたい人
難易度は最高レベル(★★★)で、パーツ数も多くコストもかかるため、初心者がいきなり挑戦するにはハードルが高いでしょう。しかし、その分完成したときの達成感は格別です。
実際に使っている人の声:「安定性」と「継続使用」がリアルな課題
さて、ここまでさまざまなタイプのレゴスマホスタンドを紹介してきました。ところで、実際にレゴスマホスタンドを作って使っている人たちは、どんなことを感じているのでしょうか?
2026年8月に海外掲示板GBAtemp.netで確認したところ、ユーザーからは次のような声が寄せられていました。
ポジティブな声(約6件)
「毎日使っている」「2年間使ってもまだ現役」「アイデアが素晴らしい」「自分も作ってみたい」——長期間使い続けられている実例が複数報告されており、しっかり作れば耐久性は十分にあるようです。また、単なる「作って終わり」ではなく、日常使いのアイテムとして定着しているケースが多いのも特徴的でした。
ネガティブな声・つまずき(約3件)
一方で、「スタンドが弱そうに見える」「バーが滑り落ちないか心配」「平らなプレートを多く使いすぎた」といった構造的安定性への懸念が複数見られました。
さらに面白いのは、「iPodが必要なときに分解してしまった」「レゴを押入れから出さないと」という声。これは、「使いたいときにすぐ使える状態にしておく」ことの難しさを物語っています。せっかく作っても、他のレゴ作品にパーツを流用してしまったり、収納の奥にしまい込んでしまったりして、継続的に使い続けられないという課題があるようです。
上位記事にないリアルな論点
こうしたユーザーの声から浮かび上がるのは、「充電しながら使えるか」「ケーブルを通す構造が実用的か」「長期間使い続けられる強度があるか」という耐久性・実用性の観点。これは、多くの紹介記事では「作り方」に焦点が当てられがちですが、実際に使う段階で重要になってくるポイントと言えるでしょう。
この記事で紹介したモデルのうち、充電ケーブル対応や強度設計がしっかりしているものは、そうしたリアルな課題に対する回答にもなっているはずです。
レゴスマホスタンドを選ぶなら「目的」と「予算」と「スキル」のバランスが大事
ここまで6つのモデルを比較してきましたが、結局どれを選べばいいのでしょうか?
答えはシンプルです。
① まずはコスパと手軽さを最優先するなら
「Phone Holder – Spare Parts」(23ピース)か「Smartphone Stand」(35ピース)。特に余剰パーツで作れる前者は、レゴスマホスタンドの「入門編」として最適です。
② 充電しながら使えて、ちょっと遊び心も欲しいなら
「Neat phone stand」(78ピース)。ミニフィグを飾れるスペースが、机の上の癒やしになります。
③ デザインや見た目にこだわりたいなら
「LEGO Dots Phone Stand」(157ピース)。白と水色の洗練されたルックスは、インテリアとしても映えます。
④ 最新トレンドを追いかけたいなら
「Zen Cube: Secret Phone Stand」(2026年7月)。まだ設計図は一般公開されていませんが、今後の動向をウォッチする価値は十分にあります。
⑤ 技術に自信があり、唯一無二の作品を作りたいなら
「PHONE HOLDER(Technic)」(274ピース)。動くギミックは、他の追随を許しません。
どのモデルにも一長一短がありますが、「何を重視するか」を自分の中で明確にすることが、満足度の高い選択につながるはずです。
まとめ:レゴブロックスマホスタンドは「自分だけの一台」を作る楽しさがある
今回は、2026年8月時点で公開されている代表的なレゴスマホスタンドのMOCを、パーツ数・難易度・機能という軸で徹底比較してきました。
レゴブロックでスマホスタンドを作る魅力は、既製品を買うだけでは得られない「自分だけの一台」を作る楽しさにあります。今回紹介したモデルはあくまで「ベース」。あなた自身のアイデアや好みを加えて、世界に一つだけのオリジナルスタンドに仕上げていくのも、またレゴならではの醍醐味です。
まずは余剰パーツで「Phone Holder – Spare Parts」を作ってみて、そこから自分なりの改良を加えていく——そんな始め方もおすすめです。
さあ、あなたも今日からレゴブロックでスマホスタンド作りを始めてみませんか?

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