「撮影用にスマホスタンドが欲しいけど、まずは手軽な100均から試してみたい…」
そんな風に思っている人、結構いるんじゃないでしょうか。私も最初はそうでした。でも、いざ100均に行ってみると、折りたたみ式やらフレキシブル三脚やらアームクリップ式やら、種類が多くてどれを選べばいいのか迷ってしまいますよね。
しかも、動画撮影や写真撮影に使うとなると、「ちゃんと固定できるのかな」「重いスマホでも大丈夫かな」という不安もあるはず。
結論から言うと、100均のスマホスタンドでも撮影用途に十分使えるものはあります。 ただし、自分のスマホの機種や撮影シーンに合ったものを選ばないと、「思ってたのと違う…」ということになりかねません。この記事では、撮影に特化した視点で、100均スマホスタンドの選び方と実用的な使い方を徹底解説します。
2026年8月現在、ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツで販売されている主な製品を比較し、特にiPhoneユーザーが気をつけるべきカメラ位置の問題や、実際の口コミから見える不満点まで、他の記事ではあまり触れられていないポイントを中心にお届けします。
撮影用に100均スマホスタンドを選ぶ前に知っておきたい3つのポイント
撮影用としてスタンドを選ぶとき、動画視聴用やオンライン会議用とはちょっと違う視点が必要になります。具体的には以下の3つを意識してみてください。
1. スマホの重量とサイズへの対応
最近のスマホは大型化・重量化が進んでいます。特にiPhoneのProモデルやPro Maxモデルは200gを超えるものも。100均のスタンドは耐荷重がそれほど大きくないものもあるので、自分のスマホがしっかり固定できるかどうかは要チェックです。
2. カメラ位置との干渉
これは意外と見落とされがちなポイント。特にiPhoneは機種によって背面カメラの位置が異なり、スタンドのクリップ部分がカメラにかぶってしまうことがあります。実際にX(旧Twitter)やレビューサイトでも、「iPhoneで使ったらカメラが隠れて撮影できなかった」という声が複数確認されています。
3. 微調整のしやすさと安定性
撮影では、構図を決めるために細かい角度調整が欠せません。固定はできるけど微調整が難しい、というスタンドは撮影用途には不向きです。また、少し触れただけで倒れたり角度が変わったりするものもNG。安定性と調整のしやすさのバランスが重要です。
ダイソー・セリア・キャンドゥ・ワッツの撮影用スマホスタンドを比較
ここからは、実際に各100均ショップで販売されているスマホスタンドを、「撮影用途」に絞って比較していきます。
ダイソーのスマホスタンドラインナップ
ダイソーは100均の中でもスマホスタンドの種類が豊富です。
まず注目したいのが「フレキシブル三脚」(220円)。3本の足が自由に曲がるタイプで、テーブルに置くのはもちろん、柵やパイプに巻きつけて固定することもできます。耐荷重は約500gと見られ、多くのスマホに対応可能です。2022年頃のレビューでは約500gとされており、現在も同様のスペックで販売が続いています。付属のスマホホルダーは1/4インチネジ穴が付いていて、デジタルカメラにも取り付けられる汎用性の高さが魅力。Vlogやテーブル撮影、旅行先でのちょっとした撮影に重宝します。
次に「スマホ三脚スタンド」(110円)。こちらはシンプルな三脚タイプで、価格は110円とお手頃ですが、足が細くバランスが取りづらいのが難点。耐荷重は約250gと見られ、軽量なスマホ向けです。屋外での集合写真など、負荷のかからない用途に向いています。
「アームクリップ式スタンド」(220円)は、机や棚の端にクリップで固定し、フレキシブルアームで角度を調整するタイプ。固定力は強いのですが、テーブル自体が揺れるとその振動がそのまま映像に伝わるので、動画撮影の場合は注意が必要です。手元撮影やデスク上の固定カメラとして使うなら良い選択肢になります。
その他、「折りたたみ式スマホスタンド」(110円)や「マルチスタンド」(220円)もありますが、これらは角度が固定されていたり、安定性に欠けたりするため、撮影用途というよりは動画視聴や充電時の置き場所に向いています。
セリア・キャンドゥ・ワッツの製品
セリアやキャンドゥでも、スマホスタンドは販売されています。
セリアでは「見やすいスマホスタンド」や「回転式スマホスタンド」などが110円で販売されていますが、これらは主に動画視聴向けの設計で、撮影に使うには角度調整の幅が限られている印象です。
キャンドゥでは「スマートフォンスタンド(回転式)」が110円で販売されており、土台が回転する点が特徴的ですが、やはり撮影用途としての安定性や自由度はダイソーのフレキシブル三脚には劣ります。
ワッツについては、スマホスタンド自体は販売されていますが、撮影に特化した製品情報は限られており、2026年8月現在、注目すべき新製品の情報は確認できませんでした。
100均自撮り棒もチェック
セリアとキャンドゥでは110円の自撮り棒が販売されています。パッケージは異なるものの、中身は同一の製品と見られ、収納時14cm、最長56cm、重量59gというコンパクトさ。ただし、あくまで自撮り用の簡易的なもので、三脚としての安定性には欠けるため、動画撮影のメイン機材としては厳しいと言わざるを得ません。
撮影するならどれを選ぶべき?シーン別おすすめ
ここまでの比較を踏まえて、撮影シーン別におすすめの製品をまとめてみました。
Vlog・外での撮影には「フレキシブル三脚」(ダイソー)
足を曲げて様々な場所に設置できる自由度の高さと、約500gの耐荷重が魅力。持ち運びもコンパクトで、旅行先での撮影にも最適です。
テーブルでの手元撮影・料理動画には「アームクリップ式スタンド」(ダイソー)
机の端にがっちり固定できるので、手元を真上から撮影したり、斜めからのアングルをキープしたい場合に便利。ただし、テーブルが不安定だと映像が揺れるので、その点は注意が必要です。
予備や緊急用に「スマホ三脚スタンド」(ダイソー)
110円という価格帯は、「とりあえず一つ持っておく」という用途に向いています。メインのスタンドが使えないときの予備としてカバンに入れておくのもアリでしょう。
iPhoneユーザーがネックホルダーを使うなら要注意
ダイソーやTHREEPPYで販売されているネックホルダー型のスタンド(200〜330円)は、POV撮影や手元作業の記録に使えるのですが、iPhoneの機種によっては背面カメラがクリップ部分で隠れてしまうという問題が発生します。特に、背面カメラが中央にないモデルは注意が必要で、実際にSNS上でこの問題に関する不満の投稿が複数確認されています。購入前に自分のスマホでシミュレーションしてみることをおすすめします。
100均スマホスタンドの口コミから見えるリアルな評価
X(旧Twitter)や各種レビューサイト、ブログなどを調査し、実際に100均スマホスタンドを使っているユーザーの生の声を集計してみました。
ポジティブな声の傾向(約7件のレビューから)
「100円(または220円)でここまで使えれば十分」「コンパクトで持ち運びが便利」「予想以上にしっかり固定できる」といったコストパフォーマンスを評価する声が多く見られました。特にダイソーのフレキシブル三脚は、「この価格でこのクオリティはすごい」という驚きの声が複数ありました。
ネガティブな声・不満の傾向
一方で、「材質が安っぽく剛性が低い」「重いスマホだと倒れやすい」「微調整が難しい」といった指摘も。また、撮影時にテーブルが少し揺れるだけで映像が大きく揺れてしまう、という意見もありました。これは特にアームクリップ式スタンドで見られる傾向です。
上位記事が触れていないリアルな論点
多くのまとめ記事では触れられていないものの、実際のユーザーから指摘されていたのが「iPhoneのカメラ位置問題」です。前述したように、ネックホルダー型スタンドや一部のクリップ式スタンドでは、スマホのカメラがクリップで隠れてしまい、撮影できないケースがあるようです。これは機種ごとに形状が異なることが原因で、特にiPhoneの一部モデルで発生しやすい問題と言えます。
100均スマホスタンドの「選び方」と「使いこなしのコツ」
それでは、最後に100均スマホスタンドを撮影で使いこなすための選び方とコツをまとめます。
撮影用スタンドの選び方
ステップ1:自分のスマホの重さとサイズを確認する
スマホのスペックシートで重量をチェック。200gを超えるような大型スマホの場合は、耐荷重が大きめの「フレキシブル三脚」(約500g)を選ぶのが無難です。
ステップ2:カメラ位置をチェックする
スマホの背面カメラが端に寄っているのか、中央にあるのかを確認。中央にある機種の場合は、ホルダーの形状によってはカメラが隠れる可能性があります。
ステップ3:撮影シーンをイメージする
外でのVlogがメインなら携帯性に優れたフレキシブル三脚、家の中で料理動画を撮りたいならアームクリップ式、というように、自分が実際に撮りたいシーンを想像して選びましょう。
撮影クオリティを上げるちょっとしたコツ
少し重りを足すと安定感が増す
軽量な三脚は風やちょっとした衝撃で倒れやすいので、三脚の足にペットボトルのキャップなど小さな重りをぶら下げてみてください。驚くほど安定感が変わります。
スマホの手ブレ補正に頼りすぎない
意外と知られていませんが、三脚に固定して撮影するときは、スマホ側の手ブレ補正機能がかえって映像を不安定にすることがあります。特に動画撮影時は、手ブレ補正をオフにして撮影してみると、より自然な映像になることがあります。
アングルは「ワンタッチ」より「微調整」を重視
100均スタンドの中には、角度調整がカチカチと決まった位置でしか固定できないものもあります。撮影では細かいアングル調整が必須なので、微調整がしやすい構造のものを選びましょう。
100均スマホスタンドで撮影をもっと身近に
100均のスマホスタンドは、決して「安かろう悪かろう」ではありません。自分のスマホの特性と撮影シーンに合ったものを選べば、高価な撮影機材と遜色ないクオリティの映像を撮ることも可能です。
この記事でお伝えしたかったのは、「100均にも撮影に使えるスタンドはある」ということ。そして、「なんとなく」選ぶのではなく、自分のスマホと撮りたいシーンに合わせて選ぶことの大切さです。
特にiPhoneユーザーはカメラ位置の問題に注意。また、100均製品は頻繁にラインナップが入れ替わるので、気になる製品があれば実際に店頭で手に取って、自分のスマホをセットしてみるのが一番確実です。
さあ、あなたも100均スマホスタンドを味方につけて、手軽に撮影をもっと楽しんでみませんか?
【おすすめ製品】
フレキシブル三脚(ダイソー)
様々な場所に固定できる自由度と約500gの耐荷重で、Vlogや旅行撮影に最適な一本です。
アームクリップ式スタンド(ダイソー)
机の端にしっかり固定でき、手元撮影や料理動画の撮影にぴったり。アームで自由に角度調整ができます。
スマホ三脚スタンド(ダイソー)
110円という低価格でありながら、コンパクトで携帯性抜群。予備用として一つ持っておくと安心です。

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